色々なお問合せメールを頂く中で、最も多い質問はタンデム(二人乗り)シーカヤックに関するものです。
シングルシーカヤックを所有し、次にほしいのがタンデムシーカヤックではないでしょうか。
● 彼女と乗りたい
● 夫婦で乗りたい
● 親子で乗りたい
● 孫と乗りたい
それこそ色々です。
それだけニーズがあるにもかかわらず、普及しないのは何故でしょうか?
それは明白ですよネ !
● 価格が高額
● 重量があり、運搬が困難
● 全長が長いので車載に法的制限がある
● 全長が長いので置き場所に困る
等々です、同感です !!
それでは例によってタンデムカヤックを自作してしまいましょう。
● 安価な合板による高性能なシングルチャインカヤック。
● 軽量なステッチ&グルー工法。
● 次はタンデム艇は全長が長いというハードルです、2分割にしましょう。
これで上記4ッの問題点の全てがクリアーです。
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接合用バルクヘッド
ボルトの代わりに爪楊枝を貫通させる |
バルクヘッドは切りシロ分を開けて接着 硬化後爪楊枝は抜く |
注意深く接合バルクヘッド位置を切断する |
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爪楊枝を片側に接着すれば完成 |
タンデムシーカヤックの製作工程はシングルカヤックと何ら変りません。
唯一、異なる点は2分割部分のバルクヘッドだけです。
しかしながらこれとても容易に解決できます。
合板を厚く積層したバルクヘッド同士をボルトとナットで結合するだけのことです。
製作に関しては一体で組み上げ、最後にノコギリで切断します、従って狂いが生じません。
1/10 スケールモデル 全長600mm 全幅70mm |
前後のハルはボルトとナットで結合します。
どの様な精密な作業を行おうと、浸水は免れません。
水圧がかかれば、針の穴からも漏水します。
そこで登場するのが板ゴムのパッキンと相場はきまっています。
シンプルに行きましょう、パッキンなど不要です、精度など求めないで結構です。
前後ハルをシッカリ固定したら、接合部の外周をビニールテープで巻けば全て終了です、シンプル イズ ベストでしょう。
サァ、憧れのタンデムシーカヤックの自作にチャレンジしましょう。
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